今日

夕方。夕日と雲がとても綺麗だった。

思わずアパートの階段を駆け上がって5分ほど見惚れた。

遠くの地平線の少し上に見える、暗がりの灰色と夕日のオレンジ色に染まり、霞みがかった雲。もっと手前に、太陽の光を反射し白く縁取った雲。その先には、青とオレンジのグラデーションの合間に見える銀色の空。視界を上に移動させると、空を遮る暗い灰色の雲と、その向こうに見える青から藍、藍からもっと暗くなっていき、東に向かうにつれてしだいに夜になっていく空を見た。

綺麗な夕日と、空の向こうにある宇宙の色を見ながら、今日改めて思う。
空を自由に飛んで、もっと近くに、もっと傍に、そしてその夕日の向こうに行ってみたい。

だからこそ機械工学科っていう道を選んだってのもあるのかなぁ、ってね。