公開制限とかの話

なんかmixiの方でそんな機能が出来たようですが。
自分ははてなで書いた日記と連動させて向こうでも公開しています。

肝心の中身は下らんことばっかり書いてるので、誰に見られても別に問題はないかなぁ、などと思いつつも。

ま、そう言う機能があるってことは、有効に使いたい人がいれば使えばいいんじゃないの?なんて思ったりします。悪用さえしなければね。そこらへんは完全に個人の裁量になってくるので任せるしかないとも思いますが、それについてちょっとばかり。

そもそも、SNS、またその中で書く日記、あるいはこういう私が今書いている日記って何なのか。
それは人それぞれ、日記ってくらいだし、その日あったことを書いたり、自分が思ってること、感じたことなんかを書いていく場所ですね。
どこまで書くのか、どんな風に書くのか、それは完全に個人の自由です。でも、書いてはいけないことがあるってのも当然のことですよね。
例えば、誰かが陰口の日記をmixiに書いて、2chとかSNS外でそれが晒されるという事件などがありました。
mixiの会員数は現在1000万人以上らしいですね。規約違反ですが複垢所持の人がいるとしても、相当な人数が入っていることは間違いないです。
例えば全体に公開している場合、SNSには大まかですが住んでいる場所とか実家、今まで通ってきた学校とか、ある程度近しい人が見れば、その人と分かるように書いていたりします。というかプライバシーが割と丸出し状態だったり。
例えば陰口にすれば、そんな人数が見ていて(例え全体公開していなくても)、そんなにプライバシーが公開されている中で、よくもまぁそんな物が書けるな、と。個人的にはこう思うわけです。

また、村八分ならぬ、mixi八分なんて言葉があるようです。mixiに入りたくても入れない、招待してもらえない状態を指す言葉のようですが。
その中でさらに「制限公開八分」(俺日本語でおk)なんて言葉が生まれてこないかどうか、ちょっと不安です。

上のは大分極端な例だけど、そういう事もあるっていう一例として見れば
「制限公開……(?)」
などと私としては控えめながら後ろにクエスチョンマークを付けざるを得ない状況になってしまう訳ですよ。

か、勘違いしないでよね!!だから使うな、っていうつもりは全然ないんだからねっ!!
……
でも、公開制限を使っている=だからその人以外には絶対に見られない、っていう考えは捨てなきゃ痛い目見るかもよ、って事が言いたいんです。だってねぇ、極端に言えば、秘密にしたい事をネットに文章化して上げてる時点で、それはもう秘密じゃなくなってるんですから。


確かにmixiは使いようによっては非常に危ない。
mixiは、日記やコミュニティを通して新しい人と知り合える場所であると思うんですよね。でもそれ故に、自然と個人情報が漏れてしまう可能性が大きくなる、と言うことも考えないといけない。
でもこれは、mixiがある種の閉鎖的なものであるが故の情報公開でもありますよね。

やっぱり面白い、気が合うと思った人とはマイミクになりたいし、知り合いは増やしたいですよね。そうでなくとも、みんなが安らげる空間、みんなが楽しめる空間であることが第一にあると思うんです。やっぱりそこは失われちゃいけないよね。
まぁ結局は、個人がどれだけ自分の情報(日記の内容を含め)に対して責任を持てるか、というところにかかってきちゃうんですけれども。


危ないmixi、なんて本が結構前に出ました。私は読んでないんですけどね。
でも危ないのはmixiに限った事じゃないのでは?
便利さの裏にあるリスクをきちんと認識して使わなきゃいけない、っていう自分への戒めも含めてこんなことだらだらと書いてみました。


何をえらそーに……自分で書いてて思ったけど、まーぶっちゃけ制限公開とか俺が言うほど深刻に考えることもないんじゃね?とか。
そして結局こんな事書いても、何番煎じだよ、ってことになっちゃうんですけどね。